オリグメントバーの断裂


ある日突然、前触れもなしにその日はやってくる
にぶい音で「ボキン」といって前輪がブラブラになり転倒
それは、WheelManの前輪とカウルを繋いでいる
「オリグメントバー」の断裂による症状である
04年式以前のオリグメントバーにはデフォルトで
3つの穴があって長さが調整できた
これが仇となり、穴の部分から折れやすいようだ
私の場合も定説どおりに穴部から断裂
こうなった以上、このバーは使用不可である
本来ならばムラクシに新品のバーを注文するのだが
その到着日を待ちきれず、直径15ミリのアルミ無垢棒で作成した
通常の太さは20ミリであるため、ゴムパイプを被せる事で対応
走行してみたところ、バーのしなりが無いために
乗り辛くなってしまった、だがルックスが気に入っているため
そのまま使用し、走行を重ねたところ
折れはしなかったのだが、「曲がってしまった」
曲がってしまったのはカウル内部のボルトを通す穴の部分
やはりここがウィークポイントのようだ
「曲がるのならば補強してしまえ」ということで
3mm厚のステンレス製金具を切断、整形し
バーのボルト部分をサンドイッチした。
上部にはパイプの切れ端を接着させている
カウルに取り付けした状態
これで曲がる(折れる)心配は無くなった
ルックスも気に入っているし
世界でひとつだけのアルミ製オリグメントバー搭載機
とても気に入って愛用中

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