ベルトプーリーリング部の脱落


気持ちよく走行しているとどこからか「シュシュシュシュ・・・」と
耳障りな音が聞こえだしてきた
(発生源は確実にWheelmanと分かるのだが)
外観はパッと見で何事も無かったので安心して走行を続けていた
帰宅してからタイヤの回転具合が変だということに気づき
即、シャーシを開けてみたところ
「カラカラ〜ン」と元気良く飛び出してきたのは
御自慢のベルトドライブシステムの
リアプーリーのガイドリングであった
リベット止めで固定されているガイドリングが
高速で動くベルトとの激しい接触により
リベットが吹き飛んでしまい、脱落したと思われる
外れたリングがプーリーと共に回っていて
シャーシの下部を擦り続け、見事な亀裂を作り上げた
もう少しでリングが飛び出す所であった
外れたリングが高速で回転し続けたのに
ベルトが無傷ですんだのは奇跡的だと思われる
とりあえず亀裂を埋めなくては隙間からゴミや埃が入り込んで
悪さをするかもしれない
(実際にはシャーシ部分は隙間だらけだが)
ホットボンドを流し込んでプラスチックの亀裂を補修した
綺麗に補修できたのでこれで良し
リングの取り付けにはアルミリベットはもう使えないので
しっかりとボルト止めを行うことにした
ボルトサイズは4o×10mm、これを5本使用して固定
タップでプーリーの元穴に綺麗にネジ山を作成し
固定はロックタイトを塗りつけておいて
振動や衝撃にも負けないように取り付けた
完成図
これでもうリングが外れることは無いものと思われる

ベルトドライブを組み込む際にはベルトが片方に寄らないように
バードキャリーの傾きを変えて
ベルトがプーリーの中心部を走るように
装着するのが良い事が分かった
これからベルトドライブキットを組み込む方は
この点に注意して取り付けして欲しい

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