|
|
|
|
|
|
|
|
ここ最近、絶好調のエンジンとWheelmanであった
快晴の日曜日、こんな日に乗らない手は無いと
いつものオフロードコースに勢い良くライド・オン
快調に悪路を走破し気分良く乗り来なしていた
その矢先、大き目のギャップにタイヤをとられ転倒
怪我は無かったものの、ストールしたエンジンをかけ直してみたら
少し(かなり)様子がおかしい
「チャリ・チャリ・チャリ・・・・・」と明らかに異音を発している
停止状態でも音が発生しているので、クラッチ周辺と言う事は
開けなくても容易に判断できた
帰ってシャーシを開け、クラッチハウジングを覗いて見ると
そこには驚き(でもないが)の光景があった
スプリングの端材がエンジンに噛み付いている
どうなったらこんな風に食いつくのだろうか?
|
|
|
|
|
|
|
|
|
異音が発生していても、そのまま自走できたので
発進トルクが弱いな〜と感じつつも、10分くらい走行を楽しんでいた
トルクが弱いというのはクラッチシューが緩み低回転状態から
クラッチドラムに接触していた為だろう
そんなこんなでクラッチハウジングの中は
暴れまくったスプリングの接触跡でキズだらけとなっていた
今思いかえすと今日の走行前からスプリングは折れていたと思う
いつもはスターターを2回引いただけでエンジンはかかるのに
今日のエンジン始動は不思議とムズって、とても難儀した
アイドリングはいつも4000回転を指すのになぜか3000回転弱
これらの現象は低回転からクラッチが接触していたとなると
全ての症状が合致して納得できる
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
折れたスプリングとクラッチアッシー
NL420のクラッチは3枚のシューを3本のスプリングで連結し
ステーをボルトで固定した状態である
スプリングが1本無くなっても、クラッチ自体は働く
(クラッチミート回転数は下がる)
スタンダードスプリングは5800でミートする仕様である
今回の修理はスプリングの交換で済むのだが、
実際の交換作業ではスプリングが非常に硬いので
ポン換えと簡単には行えない
クラッチアッシーは日本ライフ社価格7770円、結構高値
通販しようかと悩んでいたら、NLシリーズエンジン初号機
「NLR460」、そのクラッチを移植する事を思いついた
エンジンのパーツはシリンダーとピストン以外は共通なので
460の亡骸を大事に保存しておく事にしよう |
|
|
|
|
|
|
|