前輪フックを取り付ける部分のフレームが断裂


高出力エンジンを搭載し、日々激しい走行を繰り返してきた
連日の悪路走行がボディへのダメージとして蓄積していったのだろう、
フレームで一番頑丈であるべき箇所が破損した
前輪とフレームを繋ぐフックの接続箇所が断裂破損
2ミリ厚の鉄板が3箇所も破断、相当なストレスが集中していたと思われる

当初は溶接での補修・接続を考えたが強い力が加わる箇所で
強固に修繕しないとまた折れる可能性がある
修繕の方法を色々と考えた結果、厚い鉄板のステーで
ガッチリと固定する事が一番、となった
ホームセンターで色々なサイズの3mm厚汎用ステーを買い込み
トライ&エラーの試行錯誤で固定箇所を決定
はじめからフレームに開いている穴を利用し、
8mmステンボルトでステーを固定
フック部分のフレーム下部をはさむように上下からステーを装着
ガソリンタンクとボルトが接触し、振動でタンクに亀裂が入らないように
ボルトの頭を削り、スポンジテープを貼った
フックからはみだしたステーの先をハンマーで叩き、フックに形を合わす
ステーがフックを巻き込むような形で固定できるので安定度が増した

フレームの亀裂に泣くオーナーは多いようで、割れるまで行かなくても
若干のヒビや亀裂が入っている車体は多いと思う
メーカーにはぜひとも強化して欲しい箇所だ

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